2026年04月21日
老犬の食欲不振について
老犬がご飯を食べなくなることは少なくありません。理由はさまざまであり、それぞれ対策が変わってくるため、まずは食欲が落ちている理由を見つけることが重要です。

筋力の低下
筋力が落ちてきて、食事の時の体勢をつらく感じている可能性があります。足腰や首、関節の痛みなどが原因のこともあります。この場合は、食事の環境や体勢をサポートすることで解決します。もしこれでも変わらないようでしたら、速やかに動物病院に駆け込みましょう。
消化機能の低下
消化機能が低下し、若い頃には消化できていたご飯が上手に消化できなくなっている場合もあります。代謝が落ち、運動量も減ってくるため、若い時と同じ種類や量のフードでは空腹を感じにくくなるためです。ライフステージに合わせたフードの見直しで改善しましょう。
口まわりのトラブル
食べ始めても途中でやめてしまう場合は、口内炎や歯のぐらつきなどが原因と考えられます。また、口周りの筋肉が硬化して口開けにくくなっている場合もあります。この場合は、問題部分の治療やケア、食べもののやわらかさで対処しましょう。
味覚や嗅覚の衰え
目が見えにくくなったり、嗅覚が衰えてしまったりして、食べものを認識できない場合もあります。
病気
病気が原因で食欲がなくなっている場合もあります。すみやかに動物病院を受診しましょう。
食欲を出すための工夫
温めてニオイを出す
嗅覚が衰えてきてご飯のニオイを感じにくくなっている可能性があります。食べ物を温めるとニオイを感じやすくなるため、食欲を刺激しやすくなります。温かなスープでフードをふやかしてあげたり、ウェットタイプのフードを軽く温めてあげると良いでしょう。
トッピングを工夫する
フードを食べなくなった犬でも、トッピングすることで食欲が戻ることもあります。嗅覚によって食欲を出してもらうため、ニオイの強いものがおすすめです。チーズや鰹節、柔らかく茹でた肉などが良いでしょう。ふりかけタイプの犬用トッピングやお気に入りのジャーキーを細かく切ったものも効果があります。
食べやすい食器や体勢に変える
筋力が落ちてきて食欲がなくなっている場合には、食べやすい環境を整えてあげると良いでしょう。首を下に下げる体勢がつらい場合には、食器台を用意してあげてください。食べやすさを重視するなら、フラットなフードボウルよりも斜めになったフードボウルの方が食べやすく、老犬におすすめです。
老犬の震え(振戦)について
愛犬が歳をとってきてたまに震え、病気なのかなと不安になっている飼い主さんも多いのではないでしょうか。次に老犬で見られる震えについてその原因や危険度について解説します。

痙攣と振戦の違い
始めに痙攣と振戦の違いについて説明します。一言にふるえといっても、犬の震えには痙攣と振戦の2種類があります。振戦は痛みや恐怖、寒さなどさまざまな理由で起こります。振戦は断続的に起こることが多く、長時間継続することは少ないです。また意識を失ったり、泡をふいたりすることもあまりありません。震えがずっと続く、頻繁に繰り返すなど病気が疑われる症状が見られなければ、基本的に心配はいらないでしょう。
一方、痙攣は、全身や一部の筋肉が激しく収縮することで、短くて数秒~1分、長くて3分程度の間、自分の意思とは関係なく体が震える状態のことをいいます。痙攣が起きたときの症状はさまざまで、前足や顔面などの体の一部が一定のリズムで動くなどの比較的軽い症状から、全身の筋肉が硬直しガクガクと震える・犬かきするように足をバタバタとさせる・意識がもうろうとする・呼吸が数秒止まるといった、激しい症状が見られることもあります。こういった重い症状がみられる場合はすぐに動物病院を受診するようにしてください。
この記事では震えのうち振戦について、考えられる原因と対処法を説明します。
考えられる振戦の原因
老犬の起こす振戦の原因には大きく分けて生理的な原因と病気に起因するもの野二つがあります。それぞれについて考えられる原因をいくつか説明します。
生理的な原因
筋力の低下
老犬になると筋力が衰え、今までは当たり前に支えられていたからだが重たく感じるようになります。その結果後ろ足がブルブルと震えることがあります。特に排便時などにいきんで震えることが多いです。
温度変化
老犬になると筋肉の量が低下し自分で熱を作り出すことができないため寒さを感じやすくなります。また活発に動く機会も減るため体が温まることも少なくなります。結果体が熱を産生しようと震えることがあります。
ストレス
老犬はストレス耐性が低くなり不安も感じやすくなります。ストレスを感じていたり、興奮するようなことがある場合、体が震えることがあります。
病気に関係するもの
脳障害
小脳や神経の問題(脳腫瘍、てんかん、脳炎、水頭症など)、電解質の異常といった代謝性の問題など、何らかの病気の症状として振戦(しんせん)が見られることがあります。
薬の副作用
ほかの病気の治療の目的で使っている薬の副作用として振戦が現れることがあります。たとえば犬の認知症の薬として使用されるジアゼパムでは副作用として振戦が見られることがあります。
低血糖
なんらかの原因で血糖値が低下すると振戦や意識障害を起こしたりすることがあります。糖尿病を患っているワンちゃんは治療として用いるインスリンの投与によって低血糖状態に陥ることがあります。また、子犬の場合はぼにゅうやミルクがきちんと飲めていなかったり、食欲不振・嘔吐・下痢が続いたりした結果低血糖を起こす危険があります。
このほかにも様々な体の異常から振戦が起こることがあります。病気が原因だと思われる場合はすぐに動物病院を受診するようにしましょう。
老犬の下痢について
毎日健康な便をする老犬が突然下痢をしたら心配になりますよね。
この記事では老犬が下痢をしたとき考えられる理由と飼い主の取るべき対処法、気を付けるべきポイントについて解説します。

考えられる原因
消化吸収不良によるもの
老犬によく見られる下痢の原因の一つは、消化吸収不良によるものです。老犬では消化吸収能力や消化液の分泌が低下します。その結果消化しきれないものが腸内に残りやすくなり、その結果腸内の水分量が増えるとともに水分をうまく吸収できなくなり、下痢となってしまいます。
老犬には消化吸収の悪いものはなるべく与えないようにしましょう。
ストレス
老犬になるとストレス耐性も低下します。消化管がストレスを受けた場合、下痢につながる恐れがあります。
消化管の働きは自律神経によって調節されており、自律神経はストレスの影響を大きく受けます。その結果下痢が生じてしまうのです。ストレスの原因は大きな音や環境などの変化かもしれません。なにか愛犬にストレスを与える原因に思い当たることはありませんか?
冷えや寒さ
老犬になると体温調節も難しくなってきます。また熱を産生する働きのある筋肉の量も減るため寒さを感じやすくなります。部屋の温度を見直したり、愛犬のために腹巻や服を着せるなど、寒さ対策を講じてみてください。
病気の影響
老犬がかかりやすい病気の中には下痢を引き起こすものもあります。少し冷えただけかとたかをくくらず病気の症状のひとつかもしれないという意識も持っておきましょう。
老犬がかかりやすく、下痢を引き起こす病気には慢性腸炎、肝臓や腎臓の病気、膵炎、子宮蓄膿症、消化器系の腫瘍などがあげられます。
そのほかの理由
上に挙げた原因以外にも食べすぎや誤食、中毒などさまざまな原因も考えられます。
予防するには
老犬の体調は非常に変化しやすく急に下痢をしてしまうこともあります。普段から愛犬の様子を見ておくとともに、次のようなことに注意して下痢の予防につなげましょう。
・食事を老犬にあったものに変更する
・ご飯を急に変化させない
・お腹の調子を整える食品やサプリメントを活用する
・愛犬が危険なものを食べないかよく見ておく(散歩中は特に)
・定期的に健康診断を受ける
・ストレスを減らす
自己判断せず動物病院へ
老犬は、年齢による変化が原因で下痢を起こしやすいということもあり、下痢をしても様子を見る飼い主さんも多いかと思います。しかし、老犬は容体が急変しやすく、早期に治療するべき病気が原因の場合もあるので、早めに動物病院を受診するようにしましょう。
また下痢をした際は下痢の形や色、食欲の有無や当時の愛犬の様子などを観察し、獣医師に伝えることでより早く適切な治療につなげることができます。大切な愛犬のため普段から違ったことがないかよく気を配っておきましょう。
老犬ホームスマイルフラワー大阪について

老犬ホームスマイルフラワーは千葉県千葉市と大阪府八尾市にある、動物病院連携の安心安全な老犬ホームです。充実のサービスを含む料金体系の元、ご家族に代わりに大切に愛犬をお預かりします。駐車場完備て電車でもアクセス可能。ぜひお困りの際はご相談ください。
また老犬ホームスマイルフラワーではペットホテルのサービスも行っております。ペットホテルでは基本的に犬種や持病の有無に関係なくどんな子でもお預かりしています。獣医師監修だからこそ安心してお預けいただけます。
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手続きの流れはこちらから↓ご確認いただけます!
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スマイルフラワーでの取り組み

個別対応
老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。
医療サポート
スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。
リラックスできる環境の提供
老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。
見学のご案内
飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。
保護犬活動について
老犬ホームスマイルフラワー大阪では、保護犬のお世話も行っております。
保護犬はNPO法人Link toのホームページ及びインスタグラムをご覧下さい。
※現状、一般の方からの保護犬の引き取りは行っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

