老犬はよく眠る?老犬がよく眠れるやさしいベッドも紹介

2026年04月29日

はじめに

老犬の睡眠時間が増えるときは、どのような原因が考えられるのでしょうか。今回は老犬の睡眠に関する情報と、その対策について解説します。

老犬になると睡眠時間は長くなる傾向に

個体差はありますが、犬の1日の平均睡眠時間は12〜15時間程度といわれています。しかし、体力が衰える老犬や1才未満の成長期の子犬は、睡眠時間が長くなる傾向があります。老犬は1日に18〜19時間ほど眠ることもあり、元気や食欲があれば特に問題はありません。

夜鳴きなどの症状が見られたら認知症が原因かも

ただし、睡眠時間の増加のほかにも、夜鳴きや夜間の徘徊、日中の睡眠時間が増えて昼夜逆転の生活になるなどの症状が見られる場合は認知症が原因のケースも考えられます。近年は犬も高齢化が進み、11〜15才頃(早いケースでは7〜8才頃)から認知症の症状が出やすくなるといわれているので、気になる症状が見られる場合は獣医師に相談してみましょう。

そのほか、こんな症状が見られたら病気の疑いも

睡眠時間の増加とともに以下のような症状が見られる場合は病気が疑われるので、必ず動物病院を受診し、必要な検査を受けるようにしましょう。

  • 食欲不振や体重減少
  • 丸くなったりうつ伏せで寝たりするなど、寝相がいつもと違う
  • 脱毛・皮膚に炎症を起こしている
  • 大きないびきをかくようになった

寝てばかりの老犬にできることは?

健康状態に問題のない老犬の睡眠時間が増えたときは、以下のような点に注意してあげてください。

散歩などで気分転換させる

散歩で受けるさまざまな刺激は、犬にとってよい気分転換になります。また、衰えがちな老犬の筋力を維持するためには、体力に合わせた散歩がとても重要になるので、無理のない範囲で散歩に連れて行くようにしましょう。

飲み水を近くに置いてあげる

睡眠時間が長くなると、犬自身も気付かないうちに脱水状態に陥ることがあります。寝床の近くに飲み水を置いてあげるなどして、飲水量に気を配りましょう。飲水量が低下すると体内の水分バランスが崩れ、消化や吸収、体温調節など、さまざまな機能に異常が生じるおそれがあるので注意してください。ウェットフードを与えるのも手です。

寝床を快適なものに変える

睡眠時間が増えると、体の一部分が長い間圧迫されて血行不良になったり、その部分の皮膚の細胞が壊死して「床ずれ」を起こしたりすることがあります。老犬の体の負担を少しでも減らすためにも、体にかかる圧を分散してくれるベッドを用意してあげましょう。体圧分散性の高いマットを使うと床ずれしにくくなります。

老犬が寝てばかりいるときの注意点

健康状態に問題のない老犬の睡眠時間が増えたときは、以下のような点に注意してあげてください。

運動不足による筋力の低下や肥満

老犬になると運動量が減って筋力が衰える傾向があり、睡眠時間が増えるとさらに動く機会が減って基礎代謝が低下し、太りやすくなることがあります。老犬の健康維持には肥満の防止が大きな課題ともいわれているので、無理のない範囲で室内遊びを取り入れたり、散歩に連れ出したりするなどして肥満の防止に努めましょう。

食欲不振による体重の減少

反対に、睡眠時間が増えることで体を動かす機会が減り、食欲不振を起こす犬もいます。食欲不振が続けば体重が減少してしまうので、体重と食事の両方を確認するようにしましょう。

足腰の関節のこわばり

睡眠時間が長くなると、関節がこわばりやすくなります。スムーズに体を動かせなくなると犬は動くのを嫌がるようになり、さらに関節に負担がかかるという悪循環に陥ることも。老犬は加齢による骨の変形や炎症などで痛みが出ることがあるので、定期的に獣医師の診察を受けるなどして、炎症を起こす前にきちんとケアしてあげましょう。

血行不良による冷え

睡眠時間の増加による血行不良は、体が冷えやすくなったり、胃腸の働きが弱くなったりする原因に。先述した寝床の見直しはもちろん、マッサージや適度な運動を取り入れて、血行を促進してあげましょう。

老犬の睡眠時間が増えたら定期的に検査を受けることも大切

繰り返しになりますが、老犬になり睡眠時間が増えたときは、まずは必ず動物病院を受診して、疑われる病気が潜んでいないかをチェックしてもらいましょう。また、もし動物病院で健康状態に問題はないと診断されても、定期的に検査を受けて体の状態を把握しておくことが大切です。老犬になったら半年に1回を目安に動物病院で検査を受けるようにしましょう。

まとめ

犬の加齢や老いとともに睡眠時間が長くなるのは自然なことです。シニア犬は若い頃に比べると、体力の低下によって活動量が減ったり、周囲の刺激への反応が鈍くなることなどから、睡眠時間が多くなると考えられます。愛犬の体の変化に注意しながら、寝る時間が増えたシニア犬のお世話を心がけたいですね。

老犬にやさしいベッドとは?

上記のように老犬になると睡眠が長くなることも少なくありません。そんな時に老犬たちがぐっすりストレスなく眠れるように、老犬に適したベッドを選ぶコツについて紹介します!

 

 

床ずれって起こる?

長い時間同じ体勢でいると、床に接している身体の一部分が圧迫され血行不良を起こします。この状態が続くことによって皮膚や筋肉の組織が壊死してしまった状態を床ずれと言います。

病気や老化により寝たきりになった犬に見られることが多いものの、シニア期に入って寝ている時間が増えた子にも見られることがあります。

また1度床ずれを起こすと再発しやすいというのも床ずれの特徴です。、寝ている時間が以前よりも増えたと思ったら床ずれを予防するための対策を講じましょう。

ではどのようなことに注意すればよいのでしょうか?

ベッド選びをするとき注意すべき点

一番の床ずれ対策は2,3時間おきに体勢を変えてあげることです。上で述べたように床ずれの原因は同じ場所が圧迫され続けることによる血行不良なので時折体勢をかえ、重力のかかる部分を変えてあげることで床ずれを予防することができます。しかし仕事などで家を空けているとなかなか2,3時間おきに体勢を変えてあげるのは難しいですよね…

そこで床ずれ防止用のベッドが重要になります。床ずれしにくいベッドを選ぶ際に注意すべきなのは以下の点です。

体圧分散性の高いもの

柔らかい素材のものは触り心地がいいですが、足腰や関節に負担がかかってしまうため、できれば避けたほうが良いです。

また体圧分散マットが使われていても、厚みがない場合身体が沈み込んだ際に床についてしまい意味がありません。愛犬が上に寝た時沈んで床につかないくらいの厚みのあるものを選びましょう。

通気性の高いもの

犬の体温はヒトよりも高いです。長時間同じ場所で寝ていると蒸れて皮膚トラブルの原因となったり、カビが発生する恐れもあります。よってベッドを選ぶときは湿気がこもりにくい通気性に優れたものを選ぶのが良いでしょう。

洗えるもの

ベッドを使用する回数が増えるとその分皮脂や抜け毛、ほこりなどで汚れやすくなります。汚れたままにしているとダニが発生して皮膚トラブルを引き起こすことにつながります。

また、シニアになると粗相も増えます。清潔さを保つためには、自宅で簡単に洗えるものを選びましょう。手洗い可能なだけでなく洗濯機で丸洗いできるタイプのベッドもあるので、ぜひ注意して選んでみてください。

愛犬より少し大きめのもの

上でも書いたように床ずれ予防のためには寝返りを打たせてあげて体制を変えることが大切です。そのためにあえて愛犬より少し大きいサイズのベッドを選びましょう。

トイレはどうする?

愛犬が寝たきりになってしまった場合おむつを履かせる飼い主さんも多いかと思います。しかし場合によってはおむつをするよりもお尻の下に大きめのトイレシートを置いておく方がケアが楽になるかもしれません。またこのとき2,3枚のシートを重ねておくことで一番上のシートだけを引き抜けばよいのでテバが省けますし、漏れ防止にもなるのでお勧めです。

またウンチやおしっこの汚れはペット用のウェットティッシュやお湯で湿らせたタオルなどで優しくふき取るか、ぬるま湯で優しく洗い流してあげると良いでしょう。

まとめ

今回はシニア期に入り寝る時間が増えてきた子や、寝たきりの子が床ずれをしないベッド選びのコツをご紹介しました。

老犬の介護は想像以上に大変です。予想以上に時間をとられて、体力も削られて心身ともに疲れてしまうこともあるかもしれません。それでも大切な愛犬が少しでも心地よく過ごせるようによく見て理解してあげようとすることが大切です。この記事が少しでも飼い主さんの参考になれば幸いです。

老犬ホームスマイルフラワー大阪について

老犬ホームスマイルフラワー

老犬ホームスマイルフラワーは千葉県千葉市と大阪府八尾市にある、動物病院連携の安心安全な老犬ホームです。充実のサービスを含む料金体系の元、ご家族に代わりに大切に愛犬をお預かりします。駐車場完備て電車でもアクセス可能。ぜひお困りの際はご相談ください。

https://osaka.roukenhome.com/

また老犬ホームスマイルフラワーではペットホテルのサービスも行っております。ペットホテルでは基本的に犬種や持病の有無に関係なくどんな子でもお預かりしています。獣医師監修だからこそ安心してお預けいただけます。
お問い合わせはこちらから↓
https://osaka.roukenhome.com/contact/

手続きの流れはこちらから↓ご確認いただけます!
https://roukenhome.com/process/

スマイルフラワーでの取り組み

個別対応

老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。

医療サポート

スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。

リラックスできる環境の提供

老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。

見学のご案内

飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。

保護犬活動について

老犬ホームスマイルフラワー大阪では、保護犬のお世話も行っております。

保護犬はNPO法人Link toのホームページ及びインスタグラムをご覧下さい。

※現状、一般の方からの保護犬の引き取りは行っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。