2026年05月30日
ペット先進国とは?
ペットは私たちに癒しと幸せを与えてくれる最高のパートナーですよね。しかし日本はそんなペットに対する福祉が諸外国に比べて遅れているといわれていることをご存じでしょうか。一部では日本はペット後進国と呼ばれることさえあります。この記事ではペットの福祉に対して高い意識を持っている国、いわゆるペット先進国と比較し日本も見習うべきいくつかの点について解説します。

ペット先進国とは?
ペット先進国という言葉は聞きなれない人も多いのではないでしょうか?ペット先進国とは「動物の権利が尊重され、動物愛護の精神が高い国」のことを指します。
具体的には、
- オーストラリア
- ニュージーランド
- スウェーデン
- スイス
- ドイツ
- などが世界的に見てペット先進国だと呼ばれています。
ペット先進国は動物に対する国民の意識が圧倒的に高く、動物に関わる法律が整備されているのが特徴です。ペット先進国では子犬の販売ルートや飼育環境、公共施設での扱いなどにおいて日本には見られない多くの共通点があります。
日本とペット先進国の違い
ペット先進国には動物のための様々な制度が存在します。ここでは日本にはないいくつかの代表的な制度について紹介します。
アニマルポリス
ペット先進国にはアニマルポリスと呼ばれる動物の警察官が存在します。アニマルポリスは人間の警察と同じような権利を持っており、飼い主に対する指導や取り締まりが主な業務です。市民の通報を受けたアニマルポリスによって、動物たちは日々権利を守られているといいます。
ペットショップがない
多くのペット先進国では、ペットショップで動物を購入することはできません。ペットを飼いたいと思った時は、専門のブリーダーか動物保護施設から迎えるのが一般的です。対して日本の場合、少しずつ里親制度は広まってきているものの、いまだショップからの購入が多いのが現状です。なお、ペット先進国では、生後8週齢前の販売は一切禁止されています。幼い時期はペットにとって1番大切な社会化期とされており、ペットが健やかに暮らすために必要な時期だと考えられているのです。ドイツでは、生後8週齢規則を破った場合、約300万円以下もの罰金を課せられることもあります。
殺処分
ドイツ、スイス、スウェーデンなどのペット先進国では、殺処分場は存在しません。日本のように期限が来れば安楽死させる規則はなく、保護された動物は寿命が尽きるまで施設で生活するか、新しい家庭に引き取られるのが主流です。特に優秀な例としてドイツのティアハイムでは、啓発活動やPRが活発であるため、譲渡率は90%を超えるといいます。
制度のほかにもさまざまな考え方の違いが。
日本とペット先進国で違っているのは制度だけではありません。国民のペットに対する意識にも違いがみられます。
ペットの公共施設への立ちいり
日本では介助犬をのぞいて、公共交通機関への犬の出入りはできません。レストランはもちろん、ホテルや旅館などでも犬は立ち入りできないことが少なくないでしょう。また動物のアレルギーや衛生面を考慮し、ケージに入れた状態でもNGとされている場所も多いです。最近はペット同伴を許可している飲食店も増えてきていますがまだまだ少ないのが現状だといえます。
ペット先進国では、犬が入れない施設や交通機関は珍しいとされています。ペットを家族の一員と捉える意識が根強いため、人々は犬の存在を自然なことと受け入れています。また近年欧米を中心にペットフレンドリーなオフィスも増加傾向にあります。
犬税
ドイツには「犬税」という税金制度が存在します。これは主にヨーロッパで見られる政策で、ドイツでは1810年に始まりました。これは制度の違いとも言えますが、犬を飼うという事は責任を伴う事だという意味で意識の違いとも言えます。ほぼ全てのドイツ自治体で犬税が徴収されており、税額は市町村によって異なりますが、飼育する犬の数が多いほど税金も増加します。1頭の犬にかかる税金は日本円で約1万から2万円で、2頭目以降はさらに金額が上がります。特に闘犬指定の犬種は通常の3倍の税金が課せられ、流行による飼育や珍しさを追求する飼育を抑制しています。また集めた税金は街中にウンチポストを設置したり、ごみの回収にかかる費用に使われるそうです。このことからも社会全体として犬の立場がしっかりと保証されていることがうかがえますね。
自然災害の多い日本
ペット後進国と呼ばれる日本。そんな日本では、地震や台風、大雨などの自然災害はいつ発生するかわかりません。私たち人間だけでなく、大切な家族である愛犬も一緒に安全に避難するためには、日頃からの準備が欠かせません。特に老犬は体力や健康面での不安が多いため、万が一の際に備えておくことが重要です。この記事では、災害時に愛犬と一緒に避難するための具体的な備えやポイントを解説します。

災害時の備えはできていますか?
地震や台風、大雨などの災害が起きた際に、愛犬と一緒に避難するための備えはできていますか?災害は予測がつかず、突然起こることが多いため、いざというときのために備えておくことが非常に重要です。
今回は災害時への備えと、愛犬と同行避難するために準備しておきたいポイントについて解説します。
住んでいる地域の避難所はペットの受け入れができるか?
まず、自分が住んでいる地域で起こり得る災害の種類や、避難所の場所を確認しておきましょう。どんな災害が起こるかは地域によって異なります。また、避難所でペットとの同行避難が可能かどうかも事前に確認しておく必要があります。ペットを受け入れる避難所かどうかは市や区、町に問い合わせるとよいでしょう。
問い合わせる際のポイントは以下のとおりです:
- 避難した場合、建物内に入ることができるか
- ペットと一緒に車で避難した場合、避難所敷地内に乗り入れることができるか
- 避難所敷地内でペットと一緒に車やテントで過ごすことができるか
大切な愛犬との同行避難のために
避難所に行く状況では、飼い主も愛犬もストレスがかかります。日頃からの愛犬とのコミュニケーションと訓練が非常に重要です。
- 普段から首輪をつけたままで過ごし、リードやハーネスを嫌がらずに付けられるようにしましょう。
- クレートトレーニングを習慣的に行いましょう。
- 必要なワクチンの接種を行いましょう。健康管理とともに、必要な薬をすぐに持ち出せるように備えておくことも大切です。
- 「まて」や「おすわり」などの基本的なしつけで、集団生活での周囲への配慮ができるようにしましょう。
- 迷子になったときのために、迷子札をつけたり、マイクロチップを装着したりしましょう。
- 避難所にはペットフードの備蓄がないところがほとんどなので、避難用バッグの中に数日分のペットフード、ペットシーツ等を入れておきましょう。
闘病中の老犬の場合
介護が必要な老犬や闘病中の老犬と一緒に避難するのは非常に大変です。非常時の持ち出し荷物も多くなり、集団生活の中でも周りに迷惑をかけないか心配になることもあります。近隣住民と交流を持ち、愛犬の存在を知ってもらうことで協力を得られることもあります。
移動の際に便利なドッグカート
移動が困難な老犬の場合、中型犬くらいまでであればドッグカートが便利です。普段から、外の空気を吸いに出かけるときに利用して、ドッグカートに慣らしておくとよいでしょう。
また、避難所で数日過ごすかもしれないことを考えると、何日もドッグカートに入ったままでは、健康面に対して悪影響を与えます。室内では体高に合ったクレートを準備しておきたいものです。普段からクレートトレーニングを行い、いざというときに持ち出せるようにしておきましょう。クレートトレーニングを習慣化しておけば災害時でも落ち着くことができ、移動の際もキャリーバッグやドッグカートにすんなり入ることができます。
まとめ
気候の変化で災害の起こり方が変化しています。また、愛犬が年をとることで必要となるものも変化していきます。「今、準備できたからよし」ではなく、1年に1度など、定期的な防災用品の見直しを行っていきましょう。防災の日をひとつの目安として見直しをするのもよいでしょう。
愛犬と一緒に安全に避難するために、日頃からの準備と心構えを大切にしましょう。
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スマイルフラワーでの取り組み

個別対応
老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。
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スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。
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老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。
見学のご案内
飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。
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※現状、一般の方からの保護犬の引き取りは行っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

